魔法の使えない男と愛され少女4

１３０☆ ページ14

sideなし



マ「悪の親玉発見」
ドミ「待ってたよ、君を倒さないと話にならないからね」
マ「正面突破」

階段を上がっていくマッシュ
すると階段が壊されてマッシュは落ちていった

ドミ「じゃあね魔法が使えない不出来な弟よ」
マ「魔法が使えてもこの程度かね」
ドミ「直ぐにその大口叩けなくしてあげるよ」

壁に足をさして垂直に登ったマッシュ
そして上に登りきった時戦いが始まった
大量の水をバタフライしたが波で流されたマッシュの背後に人影ができた

マ「A………………！」
マ「アビス君………」

マッシュの後ろに立っていたのはAではなくイノセントゼロの呪いによって操られたアビスだった

マ「戦えないよアビス君とは友達だから」
アビ「…………」ﾌﾞｽｯ
ドミ「！」

マッシュを刺したと思われたアビスの剣はアビスの太ももに刺さっていた

アビ「マッシュ君、逃げてください」
アビ「彼はとてつもなく強い」
アビ「すみません、私に出来るのは自分を止めることくらい」
アビ「弱い私ですが最後までAさんやあなたの友達でいさせてください」
『アビスさん！』
アビ「！？」

アビスを貫こうとしたドミナの水はアビスを退けて前に出たAのお腹に命中した

アビ「Aさん！なんで！」
『あなたが友達でいたいと言ってくれたように私にとっても大切な友達だから』
マ「A……」
アビ「Aさん……」

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