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藤ヶ谷side 10 ページ4

何やってるんだろうって



すぐ唇は離したけど、











この気持ちは紛れもなく嘘なんかじゃなくて。









麗奈がいるのに、
Aへの気持ちに気づいてしまった自分に




自分が1番驚いていた。












「ピンポーン」






また鳴るインターフォン。








インターフォンの音でもAは起きなくて。



代わりに見に行ったら













「……玉」







あぁ、タマの大切な人なんだって


改めて気付かされて、








もう遅いのかもしれないなんて、焦った俺がいた。

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作者名：Tya | 作成日時：2024年3月29日 0時

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