104［うたごえ］ ページ13
『えっ、明那くん⁉︎なんで…』
三枝「扉開いてましたよ」
『マジ⁉︎じゃあ歌声がっつり聴かれちゃったってことだよね……はっず…』
三枝「めっちゃ歌うまかったです‼︎もうホント！」
『ありがとね………ウン…』
目の前に現れた明那くんに驚いてヘッドホンを外すと、私の落ち込み様を見て慌てたのかさっきの歌声のどこが良かったのかをマシンガンのように挙げて褒めてくれる。
扉は閉めてたつもりだったんだけど……まさか閉めてなかったとは思わなかった
『っは〜〜〜……コソ練のつもりだったんだけど…何やってんだ自分』
三枝「え、じゃあ俺先輩の貴重なコソ練見れたってこと⁉︎やっばレアリティたっか‼︎」
『レアリティて……w』
三枝「いや、でも歌歌ったことなんてあの事故配信だけじゃないすか！レア度高いでしょこれは‼︎」
『ぐっ……』
最近やっと記憶から抹消しかけられてたのに……
明那くんは嘘言えなさそうだし感想が本心なのはわかるんだけど、でも正直自分の歌声に自信なんて無いから褒められても素直に受け取れない自分がいる。っていうか何よりあの事故配信のこと言われるのめっちゃ恥ずかしい！！！！！！！
三枝「ん？っていうか先輩、歌みたとか絶対出さないとかいつも言ってましたよね？なんでコソ練なんか……」
『………あー、コソ練してたのは……それは…』
嫌なところで鋭いな……
コソ練の理由は変に誤魔化しても絶対疑われるし…でも言ったら絶対驚かれちゃうし
どうしよう
三枝「…もしかして？もしかしてですけど⁉︎…歌みた出す用の練習……とか⁉︎
あっ、いやいやもしかしてのもしかしてなんでそんな、違ったら全然言ってもらって大丈夫なんで‼︎」
『………』
三枝「…名前さん？」
『…＿＿＿けど』
三枝「え？」
『そうだけど⁉︎ええそうですよ患者たちの歌みたを望む声が大きくなってきたから一回だけでも歌みた出してみようかなーなんて思ったからコソ練してるんですよなんか文句あるかオラァ‼︎』
『……あ”ーもう、言っちゃったよ…はぁ………』
もうどうにでもなれって思ってヤケになりながら叫ぶように言葉を吐いた。
数秒間の空白があったすぐ、
三枝「………ええぇぇぇぇぇえぇぇぇ！！！？？！？？！？！？」
私の声よりも数倍も大きい明那くんの叫び声が防音室に響いた。
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猫のお餅( ･ω･ )(プロフ) - 〜さん» えっ、誰でしょうねそのお方〜〜〜(( ありがとうございます、頑張ります！ (2月12日 21時) (
レス) id: 6614a6c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
〜 - クッション..鷲掴み...実況者ときくとアイツを思い浮かべてしまう私がいるわ...更新無理無い程度に頑張ってください！ (2月12日 12時) (レス) @page41 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
猫のお餅( ･ω･ )(プロフ) - ひかりさん» え、一気に!?ありがとうございます…更新頑張ります！ (12月23日 16時) (レス) id: 6ee307290c (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 初めまして一気に読ませていただきました。これからどうなるのか、続き楽しみにしています。 (12月21日 7時) (レス) @page36 id: b85022f684 (このIDを非表示/違反報告)
つきうさぎ - 返信わざわざありがとうございます。 通常のストーリーもとてもおもしろいので無理せずにこれからも頑張ってください‼ (8月8日 17時) (レス) id: 6213ada45b (このIDを非表示/違反報告)
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