120 ［やっと予定が合った］ ページ30
『楽しかったね〜』
葛葉「うげっ…もう真っ暗じゃん」
『まだ冬だし日が暮れるのも早いんだよ
そんなことも知らないなんて葛葉君はお子ちゃまですね〜』
葛葉「知ってるわ！」
水族館を思いっきり楽しんで、帰る時にはもう空は闇に包まれていた。ほう、と吐き出した息がほのかに白くなるほど空気は冷えていて、私は手袋に、葛葉はポケットに手を突っ込んでいた。
葛葉「お前からもらったTシャツTwitterに上げていい？」
『いいよいいよ、ネタとして使いなさいな』
葛葉「あざーっす」
お互いに、両腕に通した紙袋を揺らしながら、ライトアップされた街を歩く。
もうクリスマスとかは過ぎてるのに、ライトアップはされてるのなんか面白いな
『また行こうね』
葛葉「じゃあ次動物園行くか？」
『どこでもいいけど、次は葛葉が奢ってよ』
葛葉「ハイハイ」
『…あれ、嫌だーって言われると思ったのに。意外』
葛葉「うっせ、気にすんなよ」
ふい、と顔を逸らされたせいで葛葉の顔は見えなかったけれど、耳は真っ赤に染まっていた。
『何それ萌える』
葛葉「は？」
『あっいやなんでもない』
葛葉「何が萌えるって⁇」
『聞こえてたんじゃん』
葛葉「どこが萌えるんだよマジで。頭おかしいんじゃない？」
『いや、耳真っ赤だから』
葛葉「………」
私の返答を聞いた瞬間黙ってしまった葛葉は、そっと自分の耳に手を当てていた。
触っても色味が分かる訳ないのにね、おもしろっ
葛葉「…マジ？」
『マジ』
葛葉「……あーもー忘れろ‼︎いいから‼︎」
『無理だよww』
葛葉「マッジでさぁ…何でそんな所気付くんだよお前」
『まあまあ、いいじゃないですか』
葛葉「俺は良くねえ」
『そうでちゅね〜』
葛葉「キッショ」
『うっせ』
いつも通りのやり取りをしながら歩いた帰り道は、何故かとても新鮮に思えて楽しかった。
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葛葉@Vamp _kuzu
プレゼントのセンスが壊滅的な奴に貰いました
(俺はチンアナゴTシャツの写真)
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星影A@にじさんじ
@hosikageTwitterでの名前
センス良いの間違いでは
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葛葉@Vamp_kuzu
笑い堪えながら渡してきた野郎がなんか言ってるわ
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猫のお餅( ･ω･ )(プロフ) - 〜さん» えっ、誰でしょうねそのお方〜〜〜(( ありがとうございます、頑張ります！ (2月12日 21時) (
レス) id: 6614a6c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
〜 - クッション..鷲掴み...実況者ときくとアイツを思い浮かべてしまう私がいるわ...更新無理無い程度に頑張ってください！ (2月12日 12時) (レス) @page41 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
猫のお餅( ･ω･ )(プロフ) - ひかりさん» え、一気に!?ありがとうございます…更新頑張ります！ (12月23日 16時) (レス) id: 6ee307290c (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 初めまして一気に読ませていただきました。これからどうなるのか、続き楽しみにしています。 (12月21日 7時) (レス) @page36 id: b85022f684 (このIDを非表示/違反報告)
つきうさぎ - 返信わざわざありがとうございます。 通常のストーリーもとてもおもしろいので無理せずにこれからも頑張ってください‼ (8月8日 17時) (レス) id: 6213ada45b (このIDを非表示/違反報告)
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